平成29年度 課目Ⅳ 問題13-A,B、問題13-14の解説
課目Ⅳ 問題13-A,B、問題13-14について解説します。
問題文は記載しませんので、
参考書や過去問をご覧になりながら
解説を見ていただくことをお勧めします。
※過去問は以下のURL先から無料で
ダウンロードできます。
https://www.eccj.or.jp/mgr1/test_past/index.html
【問題13-A】
空気比低減前の燃料1kgあたりの排ガス損失熱量qは
Q=mCΔTより、
q=17.6×1.07×(180-15)=3.107×10³=3.11×10³kJ/kgK
【問題13-B】
空気比低減後の燃料1kgあたりの排ガス損失熱量q'は、
Q=mCΔTより、
q'=1.07×16.2×(180-15)=2.860×10³=2.86×10³
空気比低減前後の燃料1kgあたりの排ガス損失熱量の差Δqは、
Δq=q-q'=(3.11-2.86)×10³=2.47×10²=2.5×10²kJ/kgK
【問題13-14】
空気比低減後に排ガス損失熱量の低減分だけボイラ効率が向上したことになるので、
2.47×10²/40.9×10³=0.006=0.6%
よって空気比低減後のボイラ効率は、
η+0.6%
以上、
課目Ⅳ 問題13-A,B、問題13-14の解説でした。